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ものづくりのこだわり

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素材へのこだわり

丈夫で長く使える素材として、古くから船の帆として使用されてきた帆布。今なおさまざまな用途で活躍している帆布の中でも、私たちが惹かれたのは、薄くて軽い生地でした。

たとえ廃棄しても、自然に還る素材である帆布とレザーを軸に選定。そして誰もが使いやすいバッグを実現するため、金具一つにまでこだわりました。

素材と真摯に向き合いながら、使うひとといっしょに時を重ね、ともに成長していくバッグを追求しています。

パラフィン(帆布生地)

バッグの本体である帆布生地は、100%純綿かつ日本製の高品質な帆布を素材として選定。生地には、蝋を染み込ませるパラフィン加工を施しているため、撥水効果があります。傷にも摩擦にも強いため、長く愛用できるのが特長です。

ヌメ革

傷みやすい取っ手や底に施すレザーは、植物性タンニンによりなめした、ヌメ革を選びました。樹皮から抽出されたタンニン成分による天然なめし加工は、時間も手間もかかりますが、環境に配慮しつつ革に息を吹き込む技術です。使い込むほど、味わいが深まります。

金具メッキ

バッグの機能性を高める金具の一つひとつにまでこだわりました。金具はすべて日本製。人体への悪影響や土壌汚染につながる物質を含まない素材でできた金具を、実際に目で見て選んでいます。

機能性へのこだわり

使うひとの頼もしい相棒となるバッグを目指し、機能性にはとことんこだわりました。

パラフィン加工のされた軽量帆布生地を採用し撥水性能を高めました。

ホックホルダーは選べたり、取り外しができる機能が備わっています。 たとえば、内にも外にも付いたポケットから、必要な時に片手ですぐにスマホや鍵を取り出せるように。
散らかりがちなコードもきちんと収まるように。
使うひとの日常に寄り添った機能が、ひとつのバッグにぎゅっと詰まっています。
ホックホルダーは自分仕様に選択ができます。
これが最大のこだわりです。内縁に10cm間隔で付いているホックに、自在に取り付けられる3種類の内ポケットが、たっぷり収納を実現。
さらに取り外して単体で持ち歩けばバッグにも早変わり。

使うひとの“あると嬉しい”に応えます。
※実用新案登録第3232688号

撥水加工

帆布生地にパラフィン加工を施すことで、撥水性をプラス。雨の日に大切なバッグの中身を守ることはもちろん、汚れもさっと拭けて落ちやすいため、質のいい状態を少しでも長く保てることが特長です。

デザインへのこだわり

どんなシーンでも、どんな装いでも、荷物はたくさんあるけれどおしゃれを楽しみたい日でも、手にした時に違和感なく自然となじむように。ずっとそばにあっても、飽きることなく大切にできるようなものを。
その想いを追求した結果、余計なものはそぎ落とされた、シンプルなデザインに辿り着きました。

主役になるような派手さは確かにありません。でも、日常に寄り添う存在として、使うひとの隣で、今日も上品に佇んでいます。

豊富なカラー

発色の良い帆布生地にマッチする、6色のカラーを用意しました。モダンな和の雰囲気漂うトラディショナルカラーは、上質かつ粋なスタイルを演出。ステッチには、ポイントとなるオフホワイトを。本体の色味だけでなく、ホックホルダーの色も選べるため、コーディネートで遊べます。

用途に合わせた型

HEART BRIDGE BAGが思い描くのは、“誰にとっても使いやすいバッグ”です。それを形にするため、様々な型を揃えました。お弁当を安定して入れることができる型や、小旅行にも使えるサイズ、お子さんの習い事用バッグなど、幅広い用途に応えるデザインです。

Made in Japanへのこだわり

金具メッキ一つにも、日本製を。愚直にも、素材はすべてMADE IN JAPANにこだわりました。
海外製の加工品を使用することで、低コスト量産型のモノづくりは可能です。しかし、HEART BRIDGE BAGが目指すモノづくりの循環とは、どんな形なのだろう。その自問に対して出した答えが、日本のモノづくりの原点回帰でした。

日本には、もともと素晴らしいモノづくりの技術と精神があります。使う側の消費者の満足度を第一に考え、品質向上と実用性を追求した生産が徹底して行われてきた国です。
きめ細やかな技術から生まれたモノは、長く使うことができる。さらに作り手の心が宿ったモノは、大切にしたいと思う。その感覚が日本の根底に流れています。

良質かつ日本のモノづくりの遺伝子が宿る素材だけを使い、縫製から仕上げまでMADE IN JAPANにこだわりたい。日本のモノづくりの精神を甦らせたい。その心から、HEART BRIDGE BAGは作られています。

⼿作り仕上げのこだわり

ワンクリックだけで決済まで進み、翌日には手元に届くというネットショッピングが、現代の主流です。注文から流通まで、とても早く便利な仕組みと比べると、HEART BRIDGE BAGは一見、逆行しているように思えるかもしれません。

あっという間に仕上がる量産型ではなく、世界にひとつのオーダーに対して、時間をかけてでも一つひとつ手作りで仕上げていくことに、HEART BRIDGE BAGはあえてこだわりました。そのため、お届けまで時間がかかってしまいますが、大切にずっと愛用できるモノとなるよう、丁寧に作っています。

このバッグとともに、どのように暮らしていこうか。そんな少し先の姿に想いを馳せながら、お手元に届くまでの期間も期待して楽しみにしていただきたい。それが、私たち作り手の願いです。

強度な縫製

使い込むうちに、傷みやすく糸が解けやすい部分はどこだろうか。HEART BRIDGE BAGを手にしたひとのことを想像しながら、実際に検証して、縫製の強度を高めています。糸1本の縫い目まで配慮することが、HEART BRIDGE BAGの目指すモノづくりです。