「できた!」という
喜びから始まったモノづくり
HEART BRIDGE の原点は、
知的障がいがある女の子の「できた!」という笑顔からでした。

ボタンを一人で留められなかった女の子のために、
両親が少しの工夫を加えて作ったスモック。
「できるようになってね」「できるようになりたい」
両方の想いから作られたスモックを、女の子が自分一人の手で着て、
ボタンを留められた瞬間、幸せ溢れる、笑顔の花が一斉に咲きました。
女の子は、できたことがとても嬉しくて、
家族みんなにこころからの笑顔で「できた!」と伝えています。
この笑顔こそ、みんなの宝物。できることを、増やしてあげたい。

そこから、女の子のためのエプロンや教材作り、
そして同じような家庭のママが使いやすいバッグ作りをするうちに、
こんな想いが湧いてきたのです。

モノ一つでこんなに幸せな気持ちを共有できるなら、
この豊かなこころを、社会に循環させることはできないだろうか。

女の子がいつか成長したときに、
モノづくりを通して社会に参画できる道を拓きたい。
それは、きっとすべての人にとって、
笑顔と豊かさが生まれる環境になるはずだから。
その想いから、HEART BRIDGE は誕生しました。

ハートブリッヂとは
個性を認め合い、
社会と作り手をつなぐ
想いの架け橋
人は誰もが、生涯、幸せに生きる資格をもって生まれています。
障がいがある子どもたちが成長したとき、どうしたら豊かな人生を歩んでいけるだろう。どんな未来を、今ここから創っていくことができるのだろう。
それに対してHEART BRIDGE は、それぞれの個性を認め合って、誰もが社会参画しやすい社会構造を、企業側が力を合わせて創造していくことにあるのではないか、という答えに辿り着きました。

誰もが作り手となれるように、プロとしての製品品質を保てるように、使うひとのニーズに応えられるように。
そして、使うひとも、作り手の個性を認めながら、本当に良いモノを日常に取り入れることで、結果としてそれが誰かのためになり、社会貢献につながる循環に参加できるように。

作るひとと使うひと。そこをつなぐ架け橋としてHEART BRIDGE が存在することで、すべてのひとが幸せに笑顔で過ごせる環境を創出できると信じています。
HEART BRIDGEに
できること
すべてのひとが笑顔で過ごせる環境を創るために、
私たちHEART BRIDGEが真摯に取り組んでいることがあります。
モノづくりによって、誰もが生涯、自立して生活でき、
豊かなこころが循環する社会をカタチにします。
モノづくりの現場から創る、
一人でも欠けたら完成しない
共生社会

障がいの有無や性別、年齢などにかかわらず、
モノづくりに関わりたい誰もが、高品質な製品を生み出すプロとして参画できるように。
企画から仕上げまで、皆が同じテーブルに並んで、一つのモノを完成させることができるように。
私たちは、そんなモノづくりを目指し、インクルーシブデザインを実践しています。

この世界には、一人として同じひとはいません。
それぞれの個性というピースが集まるから、一枚のパズルが完成するように、
一人ひとりの可能性が開くことで形になる社会を、モノづくりを通して実現します。

ニーズと人財の多様性
生み出す、
新しい価値

価値観やライフスタイルなど、さまざまな面で社会は多様化が進んでいます。
人々が求めるニーズも多様性がみられるなか、多様な人財の個性や発想などをモノづくりに取り入れることで、新たな価値創造に取り組んでいます。

多様性への取り組みの観点から社会構造を構築し、誰もが社会参画できるプラットフォームを創ること。それが私たちの目標です。 使い手の多様なニーズに応えるだけでなく、豊かさと幸せの循環のもとになる高付加価値製品を生み出します。

細部にまでこだわることで実現させる、
持続可能なモノづくり

私たちが選ぶ素材はすべて日本製です。
一つひとつを丁寧に見極め、環境や資源に最大限配慮した素材を厳選しています。
壊れたり汚れたらすぐに手放すのではなく、使うひとには一つのモノをずっと大切にしてもらいたいとの想いから、細部にまでこだわった製作を意識することで、サスティナブルなモノづくりで社会に貢献します。
モノを大切にできるからこそ、ひとも大切にできる。これが、私たちの根底にある想いです。